ホーチミン移住。旅行観光時に注意したいベトナムのバイク交通事情
2019年2月1日更新。
ベトナム人女性との結婚を機にホーチミンに移住してだいたい2年くらいになるが、この国の交通事情の問題には来越してから割とすぐに気づいた。
写真や動画でもだいぶ知られてると思うが、ベトナムはなんせバイクの量が多い。
車やタクシーの運転手はバイクがすごく邪魔そうw
バイクの比率は、日本での車の数とバイクの数を逆転させたようなもんだw
そのせいで特殊な交通事情を持っている。
バイクは一家に一台〜大人一人一台くらいはあるだろうか。
生活の要だ。
ベトナムは排気ガスのせいで空気が汚いので、バイクに乗っている人の多くはマスクを着用し、1〜4人で乗って30km/hくらいの低速度で走っている。
日本では見かけることは少ないが、ベトナムでは若い女性やお年寄りがバイクを運転していたり、たくさんの荷物や動物を乗せて運転している光景を見かけることもある。
そして、ベトナムで走っている車もバイクも、そのほとんどのものが日本製のものだ。
ネット情報でもそう書いているし、実際に見た印象としても日本製が異常に多いという印象。
トヨタ・ホンダ製がメインで、ベトナムではバイクのことを「ホンダ」と言うらしい。
ヤマハのバイクのことは「ヤマハのホンダ」という・・・www
信じがたいが、どうやらそういうことらしいwww
それだけ日本製のものを愛用してくれているのだから、交通状況も日本のようになったらいいなと密かに願っているが、まぁ、難しいだろうw
ということで、旅行観光時に注意したいベトナムの交通事情の問題やルール、日本との違いについてまとめてみた。
ベトナムの交通事情の問題①歩行者の横断
日本ではバイクよりも車が多く信号も至る所にあるが、ベトナムでは走っているバイクの数が車の数よりも圧倒的に多く、信号がほとんどない。
そのため歩行者が道路を横断する時は、横断歩道がないところをバイクが避けてくれるのを横目で確認しながらじわじわと横断するようにしないといけない。
まぁすぐに慣れたが、移住し始めた当初はびっくりしたw
そういう事情になっているのは事前に知ってはいたが、実際に現地で見てみるとやっぱりびっくりする。
しかし、基本的にベトナムでの車やバイクの走行速度はだいたい30km/hくらいで低速なため、道路を横断するのを怖いと感じたのは最初だけ。
ベトナム人である嫁の方がなぜかずっと怖いと言い続けているw
特に交通量が多くて大変なのは朝と平日の夕方。
これ自体は日本と同じだが、ベトナムでは安全のためなのか学校までの距離的なものなのか、自分の子供をバイクの後ろに乗せて学校まで送り迎えをしている。
バイクで送り迎えができない日は、タクシーを調達する人も多いようだ。
なので、とにかく道路が混雑する。
ベトナムの交通事情の問題②クラクションによる騒音
これは問題として認識されてるのかはわからないが、個人的に違和感を感じたところだ。
どこに違和感を感じたかというと、クラクションの使い方だ。
日本では、クラクションは基本的には鳴らさない。
鳴らすとトラブルの原因になるので、クラクションを鳴らす時は危険を知らせる時くらいだろう。
不快な音は他の人に迷惑という考え方なのだろう。
しかし、日本を除く世界では共通なのかもしれないが、ベトナムではとにかくクラクションを鳴らす。
ずっとクラクションが鳴っているのでうるさいし、鳴らされても危険だと思わず聞き過ごしてしまう事が多い。
海外では他人のことより自分のことという考えが当たり前だからなのだろうか。
自己主張が強いし、問題が起きてもなかなか謝らない。
他人のことより自分のことという考えでクラクションを鳴らしているせいか、日本人の目線で見ると、クラクションの役割を果たしていないようにも見える。
ベトナムではクラクションはあってないようなものなのだろうか。
ベトナムの交通事情の問題③交通事故の数
ベトナムは交通事故が多いと言われている。
死亡事故も多いそうだ。
日本と比較してどれくらい多いのかはわからないが、ベトナム人である嫁は多いと言っている。
日本とベトナムの交通事故数のデータを元に比較分析せず、自分の感覚で言っていると思うので信憑性は定かではないが。。。
もしベトナムでの交通事故が日本よりも多いのなら、日本のように相手を思いやって道や順番を譲ったり、歩行者や自転車走行者などの弱いものを優先させるなどの概念がないのが要因だろうか。
ベトナムは日本のようにルールが確立しておらず、早い者勝ちややったもん勝ちみたいなところがあるので、車に巻き込まれるバイク走行者が多いそうだ。
ということで、ベトナムに旅行観光をする予定がある人、もしくは移住をする予定のある人は、事前にYoutubeの動画などで交通状況を確認しておいた方がいいかもしれない。