元携帯ショップ店員のアンドロイドスマホの動作が重い時サクサク軽くする本当の方法
スマートフォンは大きく分けて、
- iPhone
- Android(アンドロイド)
に分けることができるが、機種によって管理方法や使い方が少し違う。
その中でも、今回はアンドロイドスマホの使い方の中でも動作が重い時に軽くする方法を、携帯ショップ店員時代に培った知識を元にまとめていこう。
ちなみにこれから紹介する方法を使って、未だに4GLTE初期の頃のスマートフォンSOL21でも通常動作ではサクサク状態を維持することができている。
- 不要なアプリの削除・アンインストール・無効化
- グーグルフォトアプリを使って写真・動画データの保存・管理をする
- 一日一回電源を落とす
- キャッシュ削除アプリはダメ
- 通信状況
- SDカード
- 端末のスペック(性能)
不要なアプリの削除・アンインストール・無効化
アンドロイドスマホには、標準で入ってるアプリの数が基本的にiPhoneよりも多い。
そのため、不要なアプリは削除した方がスマートフォンの容量に空きができて動作がサクサクに軽くなりやすい。
その手順を写真付きで解説していくのだが、機種によって画面の表示が少し変わってくるので、僕が持ってる機種で解説していきます。
機種が違ってもやり方はよく似ているので頑張ってトライしてみてください。
まずは歯車マークの「設定」をタップ。
次に「アプリと通知」をタップ。
次に「アプリ」をタップ。
次に消したいアプリをタップ。
次に「アンインストール」または「削除」または「無効化」をタップ。
この操作だけで端末内からデータを消すことができてスマホの動作が軽くなります。
アプリを削除する上で注意して欲しいのが、よくわからないアプリを不用意に削除しないこと。
間違って必要なアプリを消してしまってスマートフォンの動作に支障が出る場合があります。
グーグルフォトアプリを使って写真・動画データの保存・管理をする
写真や動画の撮影をよくする人は、すぐに端末内の容量がいっぱいになりがち。
そんな時に便利なのが、「グーグルフォト」アプリ。
これ↓
アンドロイドスマホには標準でこのアプリが入っていることが多い。
そして、このグーグルフォトに写真・動画を預けたら端末内に保存されている写真・動画のデータは消す。
これで、端末内の容量を空けることができてスマートフォンの動作がサクサクに軽くなりやすい。
グーグルフォトに預けた写真や動画は、通信ができる状態ならこのアプリから見ることができて、また端末に戻すこともできる。
詳しいやり方は「グーグルフォト使い方」で検索して見てください。
そして、写真や動画やアプリなどのデータを消す場合は、よく確認の上全て自己責任でやってください。
一日一回電源を落とす
意外としている人が少ないのがこの方法。
スマートフォンは小型のパソコンのようなもの。
そして、パソコンを普段から触っている人は使わない時は電源を落としているはず。
そうしないと動作が重たくなってくるから。
スマートフォンも同じなのに、スマートフォンの電源は落とさない人が多い。
スマートフォンの電源も一旦落とすようにしよう。
電源を落とすと言っても何時間も電源を落とした状態にするということではなく、一日一回でいいので時間のある時に10秒ほど電源を落とした状態にしておけばいい。
キャッシュ削除アプリはダメ
よく使われているのが、わざわざキャッシュアプリをインストールしてそのアプリを使って軽くする方法。
これはあまりよくない。
理由は、結果的に効果が弱いから。
どういうことかというと、キャッシュアプリの操作によってスマートフォンの動作を軽くするということは、スマートフォンの電源を一旦落とすことと効果が似ている。
しかも、キャッシュアプリをインストールしたら、そのアプリの容量分は重くなる。
だったら、一旦スマートフォンの電源を落とした方が効果的なんじゃないかということ。
通信状況
通信状況によってもスマートフォンの動作に影響がある。
通信の電波は全部立ってますか?
通信の電波が全部立っていても通信速度が遅くサクサクにならない場合は、
通信が混み合う時間帯、つまり夜ではないですか?
そうだったら、時間帯を変えてみよう。
それでも通信速度が遅くサクサクにならない場合は、
人がたくさんいる場所、つまり通信している人が多い場所ではないですか?
そうだったら、場所を変えてみよう。
それでも通信速度が遅くサクサクにならない場合は、
そこは電波が入りやすい場所ですか?
高度の高いところや早いスピードで移動中やトンネルの中は電波が入りにくい。
そうだったら、タイミングや場所を変えてみよう。
SDカード
これも知らない人がまだ多い印象。
ほとんどのアンドロイドスマホにはSDカードという外部メモリを後付けでセットすることができる。
そうすることによって、端末内のデータをSDカードに移してスマートフォンの容量を軽くすることができる。
しかし、ここで注意しておいてもらいたいのが、SDカードの容量(ROM)だ。
最近のスマートフォンの容量はだいたい32GB〜64GBと高容量なものが多い。
それに対してSDカードは2GB〜128GBのものが出回っている。
SDカードの容量を選ぶ時によくやってしまいがちなのは、スマートフォンの容量だけでは足りないから必要な容量の分だけのSDカードをセットしてしまうということ。
例えば、あと2GBの容量だけ欲しいから2GBのSDカードをセットするということ。
これは絶対だめ。
スマートフォンの本体容量よりも低い容量のSDカードをセットすると、信じられないくらい動作がカクカクになることがある。
買ったばかりの新型スマートフォンでもそうなることがあるし、実際そういうケースを何件か見たことがある。
端末のスペック(性能)
スマートフォンのスペックでサクサク感に関係している項目は、
- RAM(処理)
- ROM(保存)
- CPU(処理)
2018年12月現在では、
- RAM 3GB〜6GB
- ROM 32GB〜128GB
- CPU (機種によりけり)
こういうスペックのものが主流だ。
これくらいのスペックだったら、十分サクサクなんだが、それ以下のスペックでスマートフォンの動作が重いと感じる場合は、機種を変えるしかない。