ネタ帳

なんでも書く雑記ブログ。ジャンルはだいぶ偏っているが、濃い内容を書いている。

かっこいいことわざ故事一覧と意味と面白い使い方②

世界中の国にはことわざというものがあるが、日本のことわざは日本人でも知らないものも多い。

 

数ある日本のことわざの中にはかっこいいことわざも存在する。

僕もかっこいい人になりたいので、かっこいいことわざ一覧を作ってみた。

 

なので、今回は日本語のことわざの中でもかっこいいことわざの一覧と意味とその面白い使い方を紹介していこう。

 

天馬空を行く(てんば(ま)くうをゆく)

意味

天馬が空を駈けるように、着想や手腕が自由奔放なこと。

 

使い方

劇のタイトルのようなかっこいい故事ことわざ。

遠くの彼方を指差しながらこれを叫んでみよう。

何か雰囲気的に決まるはずだ。


登竜門(とうりゅうもん)

意味

立身出世に繋(つな)がる難しい関門。難関。

また、運命を決めるような大切な試験。

 

使い方

よく耳にする言葉だが「竜」の文字が入っているので、なんかかっこいいと感じてしまう故事ことわざ。

この言葉は割とみんな知っていると思うので下手な使い方はできない。

しかしそこは勇気を振り絞ってみよう。

何か門のようなものが目の前にある状況で「これは、、、登竜門だ!」と真剣にアニメキャラのように演じてみよう。

その場がしらけるか笑いが取れるかはあなたの実力次第。


斗南の一人(となんのいちにん)

意味

北斗星より南で第一の人。

また、天下第一の賢人。

この世で最も優れている人のこと。

 

使い方

北斗の拳を感じさせるかっこいい故事ことわざ。

言葉でいうと「?」の印象しか与えられないので文字で伝えてみよう。

「経絡秘孔をつかないで」と思われるかもしれないぞ。


七重の膝を八重に折る(ななえのひざをやえにおる)

意味

膝を幾重にも折り重ねるほど腰を低くするという意味で、

丁寧な上にも更に丁寧に、懇願・謝罪する。

 

使い方

少し難しく感じるかっこいい故事ことわざ。

七重さんの膝を八重さんに折るという酷いことわざではないので注意しよう。


名は体を表わす(なはたいをあらわす)

意味

名はそのままそのものの実体を示している。

名(めい)と実(じつ)は相応じている。

 

使い方

一回は聞いたことのあるかっこいい故事ことわざ。

素晴らしい人とその名前を褒める時に使ってみよう。

「ツンデレ」を「デレデレ」に進化させることができるかもしれない。

 

盗人に追い銭(ぬすびと(ぬすっと)においせん)

意味

盗人に物を盗まれた上に更に銭(ぜに)を呉れてやるということで、損の上に損を重ねることの喩え。

 

使い方

銭形平次を連想させるかっこいい故事ことわざ。

いっそのこと、ゼニを投げつけてやればいいダニ。


背水の陣(はいすいのじん)

意味

陣立ての名。

背後に河川や湖海などを控えて陣を布(し)くこと。

退けば水に溺れるところから、味方に決死の覚悟で戦わせる陣立て。

転じて、一歩も退くことのできない絶体絶命の気構えで事に当たること。

 

使い方

有名でかっこいい故事ことわざ。

この言葉を知らない人からは「どんな陣形なんだ」と思わせることができるように、複数の仲間とフォーメーションを組み替える時に叫んでみよう。

もし相手がこの言葉を知っていたら超ダサいと思われる、もろ刃の剣になるぞ。


破鏡(はきょう)

意味

夫婦が離縁をすること。

 

使い方

「石破天驚拳」の「破」が入っているからかっこいいと感じる故事ことわざ。

鏡が割れた時にこの言葉を使うとダサいので注意しよう。


白眼(はくがん)

意味

白目で見ること。

気に入らないものを見る冷たい目付き。

 

使い方

これは「びゃくがん」とも読むことができるかっこいい故事ことわざ。

そうなれば、これはもはや忍術だ。

「びゃくがん」の練習をしていたら周囲の人間からは「はくがん」だと思われるぞ。


白玉楼(はくぎょくろう)

意味

文人墨客が死後に行くというあの世にある楼閣。

 

使い方

よくわからないがかっこいいと感じる故事ことわざ。

蜃気楼の「楼」に「白玉(しらたま)」の文字が入っているので、白玉の蜃気楼が見えるのかな?と思ってしまう。

もしそうなら美味しそうだ。


白眉(はくび)

意味

多人数、または、同種の物の中で最も優れている人や物。

 

使い方

これは白眼の親戚だと思わせてくれるかっこいい故事ことわざ。

白眼のように眉間にシワを寄せて意識してこの技を練習していると、怖い人だと思われ心理戦で優位に立てるのではないかと思う。

ただし、相手は素人の一般人に限る。


破天荒(はてんこう)

意味

1.天地未開の混沌とした状態を切り拓(ひら)くこと。

2.転じて、今まで誰も行なえなかった事を成し遂げること。前例がないこと。

 

使い方

よく耳にするかっこいい故事ことわざ。

「石破天驚拳」を略して「破天」。

それが荒れるから「破天荒」だったら面白いなと感じる今日この頃。

精度の低い石破天驚拳だと思って使ってみよう。


花は桜木人は武士(はなはさくらぎひとはぶし)

意味

花ならば桜が優れており、人ならば武士が優れている。

 

使い方

なんか古風でかっこいい故事ことわざ。

ペンネームを桜木武士(さくらぎたけし)にしてしまおう。


張子の虎(はりこのとら)

意味

張子で虎の形を作って首が動くようにした玩具。

転じて、首を振り動かす癖のある人や虚勢を張る人を嘲って言う言葉。

また、一々合点顔に首を振る人を軽蔑して言う場合にも使う。

 

使い方

虎という文字が入っているとかっこいいと感じてしまう故事ことわざ。

この言葉はあまり知っている人がいないと思うので、思い切って「俺ってばよ、張子の虎なんだぜぇぃ」と言ってみよう。

なんとなくかっこいいと思う。


風声鶴唳(ふうせいかくれい)

意味

風の音と鶴が鳴く声。

敗残兵は風の音や鶴の鳴き声にも、敵かと思って怯えるということ。

また、些細なことにもびくびくと怖じ気付くこと。

 

使い方

やっぱり四字熟語はなんかかっこいいと感じさせてくれる故事ことわざ。

浴衣や甚平を身にまとい、扇子を持った状態で軽く舞いながら叫んでみよう。

注目の的にはなるだろう。

 

武陵桃源(ぶりょうとうげん)

意味

1.武陵の漁夫が見付けたとされる架空の地「桃源」のこと。

2.転じて、別天地、理想郷のこと。

 

使い方

やはり四字熟語はかっこいい故事ことわざです。

使い方は特に思いつかないのでセルフサービスです。

 

焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)

意味

書物を燃やし、儒者を坑する(穴埋めにする?)こと。

転じて、言論を統制して学問や思想を弾圧すること。

 

使い方

難易度の高さを匂わせるかっこいい故事ことわざ。

この言葉の漢字が「糞所香授」だったら笑っちゃうw

もしこの漢字なら「カンチョー」という意味。

 

望蜀(ぼうしょく)

意味

既に隴(ろう)の国を得ているのにまた蜀の国をも望むという意味から、一つの望みを遂(と)げ、更にその上を望むこと。

人の欲望というものは無限で、足ることを知らないこと。

 

使い方

太公望と三国志の「蜀」が合体したようなかっこいい故事ことわざ。

この言葉と意味を覚えるなら「暴食」と覚えてもいいかも。

「暴食」も欲望を満たそうとするような気配を感じるのです。

 

闇夜の鉄砲(やみよのてっぽう)

意味

目標が定まっていないこと。

また、やっても効果がないこと、意味がないことの喩え。

 

使い方

「闇夜」という文字がかっこいいと感じる故事ことわざ。

本当にこの言葉通りのことをしてしまうと効果がないどころか怒られるので損にしかならない。

 

梁上の君子(りょうじょうのくんし)

意味

1.家の梁の上に潜(ひそ)む者。盗賊。盗人(ぬすっと)。

2.転じて、鼠(ねずみ)。

 

使い方

「君子」という言葉が古風さを感じさせてくれる故事ことわざ。

ネズミを追う時に「君子殿!」と言って追いかけてみよう。

周囲の人たちの動きを止めることができるぞ。

 

壟断(ろうだん)

意味

「壟」は岡の意味。

1.高い岡が断ち切れたところ。

2.利益を独り占めにすること。

 

使い方

「龍」という文字が入っているのでやはりかっこいいと感じる故事ことわざ。

「漏電」という言葉を使う時に間違って「壟断」という言葉を使ってしまうと、「漏れた電気を独り占めにする」という自殺行為の意味になってしまうので注意。


隴を得て蜀を望む(ろうをえてしょくをのぞむ)

意味

一つの望みを遂げて、更にその上を望むことの喩え。

欲望には限りがないことの喩え。

 

使い方

なんとも古風でかっこいい感じのする故事ことわざ。

この言葉の意味を見た時、ふと頭に思い浮かんだ歌詞がある。

「欲望もレベル上げれば ちょっとやそっとじゃ満たせないけれど

 是が非でもお願いしたい 君が夢のカギになるから」BY TMR レベル4

だから何?


論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)

意味

書物に書いてあることを理解するだけで、実行が伴わない者を嘲(あざけ)っていう言葉。

 

使い方

なんか「グサッ」とくるようなかっこいい故事ことわざ。

「ミイラ取りがミイラになる」とは意味が全然違う。

同じ言葉を二度使えば意味が同じになると思ったら大間違い。

この言葉は普通に使えるね。