元携帯ショップ店員の初心者の為のiPhoneとアンドロイドスマホの特徴の違い・比較・選び方
スマートフォンを購入しようとして販売店で機種を選ぶときに、iPhoneとアンドロイドの違いがよくわからなくて困る人もいると思う。
店員に聞いても、何やら難しい説明や抽象的な説明をするからあまりピンとこないことは多いはず。
よっぽど説明するのがうまい店員に巡り合わない限りは、しっくりくる説明は受けられないかもしれない。
なので、元携帯ショップ店員がその二つの機種の違いをまとめていこう。
スマートフォンとは・特徴
スマートフォンとは、小型のパソコンに電話の機能など様々な機能を追加したようなもので、画面に直接触れることで操作ができるようになっている通信機器のこと。
「アプリケーション」というものを自分で追加していくことで、様々な機能を追加することができる。
スマートフォンを大きく分類すると、
- iPhone
- アンドロイド
に分類することができる。
iPhoneの特徴
iPhoneは、Apple社が提供するスマートフォンのこと。
端末本体も初期アプリなどのサービスもAppleが提供している。
なので、Appleのサービスをメインに使っていくようになる。
操作感は「直感的」を売りにしているので、慣れれば使いやすいと感じる人が多い。
日本では携帯ショップで購入することができるが、修理や交換などアフターケアのサービスは携帯ショップの店頭では受けることのできないものが多い。
メリット
操作
iPhoneから新型のiPhoneに機種を変えたとしても、操作方法がほぼ同じなので再度覚えなおす必要がなく楽。
アクセサリ
iPhoneはケースや保護フォルムなどのアクセサリが多く、発売して時間が経っても店頭で扱っていることが多ので、着せ替えやカスタマイズを長期間楽しむことができる。
他の端末との連携
iPhoneはApple社製のパソコンであるMacや、他の人が使っているiPhoneと連携することができて、写真などのデータを簡単に移したり共有することができる。
数秒でできてしまうような簡単な操作なので、初心者でもやり方がわかると便利に使うことができる。
デメリット
アカウントの初期設定
スマートフォンには「アカウント設定」というものがあり、サービスごとに個人情報を入力していくようになる。
アカウントとは、インターネット上の倉庫のようなものであり、情報をしまっておくところ。
その倉庫の部屋番号のことを「アカウント」と言い、その部屋を開けるためのカギのことを「パスワード」と言う。
iPhoneはAppleのアカウントを設定しないといけないので、アンドロイドに比べてめんどくさい初期設定作業が増える。
しかもこのAppleのアカウント設定は、入力するのに制限時間が決まっていて入力操作のスピードを求められるので初心者の人には難易度が高い。
アフターケア
携帯ショップの店頭でアフターケアを受けることができないので、少々不便。
アフターケアのサービスを受けるためには、Appleの修理拠点などに持っていかないといけないのだが、地方の場合は都道府県内に1〜3箇所しかなく少ない。
本体価格が高い
iPhoneはスマートフォンの中でも本体価格が一番高い機種のうちの一つ。
分割払いにすることができるとは言っても、だいたい10万円以上はする。
そして、年々本体価格は上がってきている。
アンドロイドの特徴
アンドロイドは、機種の種類が多くグーグルのサービスをメインに使っていくようになる。
メーカーごとに機種があり、使い方も少しづつ違う。
修理や交換などのアフターケアは携帯ショップの店頭で受けることができる。
メリット
アフターケア
携帯ショップの店頭で、修理や交換などのアフターケアを受けることができるので安心。
本体価格が様々
アンドロイドは機種の種類によって本体価格が全然違う。
だいたい3万円台から10万円台まであるので、自分の懐に合った機種選びをすることができる。
デメリット
操作
機種を最新のものに変える時は、メーカーが変わると操作の方法が少し変わるので、また一から慣れていかないといけないため、少々手間。
アクセサリ
アンドロイドはケースや保護フィルムなどのアクセサリの種類が少なく、発売から時間が経つと店頭から消えることが多いので、機種を購入するときに余分めに購入しておいた方が吉。
スマートフォンの機種の選び方
初心者の人がスマートフォンを購入するときに選ぶ基準は、
家族と一緒に住んでいてその家族が機種の操作を教えてくれる場合は、その家族の人と同じ機種を選ぶのが無難だと思う。
そういう人がいない場合はアンドロイド。
なぜなら、操作方法を店頭でショップの店員に聞いたり、お客様センターに電話して聞けば教えてくれるからというのが理由。
iPhoneの操作方法はショップの店員でも教えることのできないところもあるので、注意が必要だ。